綿矢りさ×笙野頼子

森岡正博さんの『加藤典洋のエロチックな時評』に関するコラムで、森岡さんは自戒を込めて語っている。僕は森岡さんの『感じない男』に感じなかった男だったので、かようなコラムに言及する資格がないかもしれないが、
http://d.hatena.ne.jp/kanjinai/20061101
ガルシア=マルケスの新作『わが悲しき娼婦たちの想い出』は90歳になった老コラムニストが、14歳の娼婦と一夜を過ごすシーンがあるのですね。恐るべきエロスよ!って叫ぶだけにします。性を語ることは身体を語ること、その身体の埋もれ火が消える一歩手前なので、僕の言葉と身体はほとんどズレがない今日この頃です。若い頃は、この本を飛びつくように読んだかもしれないが、今はそんな気にならないなぁ…、
 参照:森岡正博ロリコン社会、幼い心の商品化なぜ許す:朝日新聞エッセイ
小谷野敦さんも加藤さんについて書いている。なるほどなぁ…。
http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20061031
しかし、綿矢りさって、お目にかかったことがないが、お目にかかりたいのは『ゆれる』の映画監督西川美和さんですね。
◆前に文学フリマのことを紹介しましたが、l『壁の中に』ブログでkingさんが出品する同人誌『幻視社第2号』のデータがアップされています。kingさんは、笙野頼子のレビュー、『喜劇の身体』という標題で後藤明生小島信夫について論じているみたい。

開催日時 2006年11月12日(日)
開場11:00〜終了16:00
場所 東京都中小企業振興公社 秋葉原庁舎 第1・第2展示室
(JR線・東京メトロ日比谷線 秋葉原駅徒歩3分、都営地下鉄新宿線 岩本町駅徒歩5分)

 しかし、加藤典洋さんの笙野頼子についての文芸評論の仕事はあったかなぁ、あれば、読んでみたいものです。
 ★Panzaさんの笙野頼子ばかりどっと読む
 ★笙野頼子より - 猫を償うに猫をもってせよ
 ★配慮怠りない笙野頼子 - 猫を償うに猫をもってせよ
 ★こちらのデータも膨大で読むのに骨が折れますが
どうぞ→[News Handler[WEBLOG SYSTEM]