秋嶋書店で古本購入

 東寺から歩いて京都駅に行き、近鉄名店街でランチ、近鉄京都駅から逆送で丹波橋を乗り換え京阪電車淀屋橋へ、大川沿いの喫茶店で一服。『ファザー、サン』のカタログを見ながら珈琲で何とか夢から脱出。四つ橋通りの江戸堀にある若狭ビル五階のCalo Bookshop&cafeで期間限定の秋嶋書店が開店しているので寄らせてもらいました。美本ばかりで六冊購入。
?北田暁大著『<意味>への抗い』(せりか書房)、?小松和彦著『憑霊信仰論』(講談社学術文庫)、?小松和彦著『異人論』(ちくま学芸文庫)、?森村泰昌著『芸術家Mのできるまで』(筑摩書房)、?堀江敏幸著『一階でも二階でもない夜』(中央公論新社)、?『文芸特集保坂和志』(2003年夏号)で1910円也、古本だけど、秋嶋さんの手入れがいいのか、とても綺麗でした。僕だったらそうはゆかない、ヨコハマ時代、古書店に本を持っていってオヤジに怒られたことがありましたね、本屋ならもっと丁寧に本を扱ったらって、僕は結構、ハードカバーの本なんか、本棚のスペースを勘案して破り捨てたりしたもんです。勿論、古本屋に持って行ったのはそんな本ではなく、僕なりに美本を揃えて持っていったのに、それでも「汚している」って怒られたわけ。古本屋って美本に拘りますからね、破れた帯なんてとんでもない。僕は本当にそんなことは全く気にしないのです。それにしても、秋嶋書店はお買い得です。柴崎友香堀江敏幸保坂和志の単行本他、文庫、ユリイカ現代思想なんかもそろっておりました。18日まで開催中なので、興味のある方はどうぞ…。http://www.calobookshop.com/