塀の中の高齢者・障害者

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 『論座1月号』の特集は『現代の貧困』ですが、前日エントリー紹介した赤木智弘氏の記事の次頁は対談浜井浩一×山本譲司福祉施設化する刑務所』です。ちょうど、ビデオニュースドットコムで会員になっているので、山本譲司の『「服役囚の4分の1が知的障害者」の意味するもの』を二時間以上に渡って視聴したもんだから、知らなかったこと、諸々、あわせ技で驚きの連続でした。日本の刑務所は受刑者一人当たりの一年間のコストは300万円、イギリスは700万円、スウェーデンは1000万円、福祉に金かけて、ちゃんと居場所を作って孤立しない環境を作った方がコスト面でも、安上がりでしょう。何かオカシイですね、
 山本さんは実刑判決を受け多少ビビッって刑務所の門を潜ったのですが、案に相違して、「弱い人たち」ばかりだったのです。高齢者や障害者が終の棲家として送られてきている様相にビックリしたわけです。浜井浩一『刑務所の風景』、山本譲司の『累犯障害者』は読んでみたいです。
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