安全基地

BRUTUS (ブルータス) 2007年 2/1号 [雑誌]
 少し古いデータ(2003.12.17 )なのですが、茂木健一郎さんの
文化服装学院講演 クオリアを着ること。」を聞きました。
 ♪MP3(80分、40MB)
 後半で言及されるのですが、「安全基地」について、安全基地が確保されないと、冒険はできないということ、
 恐らくそれは創造力と脱力の関連性にも関わってくると思いますが、社会にセフティ・ネットがちゃんと構築されていないと、再チャレンジなんか出来やしない。
子どもは好奇心旺盛だし、冒険心も持っている。でもそれは母親の膝の上という安全基地が確保されていると言う安心からくるものであろう。
 ワーキング・プアの問題にしたところで、ホームレスの問題にしたところで、まず、「安全基地」というインフラの整備でしょう。「街つくり」だって同じこと。
「再チャレンジ支援プラン」の前にすべきことはセフティネット(安全基地)であって、そのことが「国つくり」だと思う。政治家の仕事はそのことを最優先にやるべきでしょう。
 ジャーナリズムコースから武田さんの記事を読むと、ニューヨークの街は意外と安全なんだと、ホットしますね。こんな心温まるニュースは大歓迎です。東京ではどうだろうか、そして大阪では…、「住民登録訴訟:公園、住所と認めず ホームレス逆転敗訴−−大阪高裁」の判決が出ました。
 社会がホームになること、そのための知恵を出し合うことなんだろうね。安全が挑戦のエネルギーとなり、創造を生む。
 参照:http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/K2007012303170.html?fr=rk