地球とお金とどちらが重い?

色川武大・阿佐田哲也エッセイズ〈1〉放浪 (ちくま文庫)無職無宿虫の息 (1980年)
 梅田のナビオTOHOプレックスアル・ゴア『不都合な真実』を見ました。最後に地球温暖化の危機を回避するために出来ることの一つに暖房の温度を下げましょうというメッセージがありましたが、映画鑑賞のためにも温度を下げて欲しかったですね。暖か過ぎる館内なので、ゴアさんの見事な講演を緊張感を持って聴き続けるのに、少し、辛いものがありました。
 隣のお姉ちゃんが完全に寝ていましたね。館内は8分入りでしょうか。平日の昼間なら、よく入ったと言うべきでしょう。アル・ゴアは見事な(講)演者ですね。やはり、アル・ゴアが大統領になっていれば、世界は今でない方向に進んでいただろうということは存分に感じることが出来たし、かようなアル・ゴアの知性が煙たがれ、ブッシュの「ち」性を選んだとしたら、所詮、そのような生き様なんでしょう。
 環境よりは、今日、只今の「贅沢さ」(無痛文明)が大切で、地球の安全まで想像力が届かないということなんでしょうか。アメリカが安全基地ならそれでいい、って言うことか。でも、地球がダメになれば、アメリカもダメになるんですけれどね。結局、僕たちは地球から富を得ているわけで、「お金」&「地球」の二択ではないのです。地球をどのように延命させるかと言う工夫です。
 前日、安全基地(アタッチメント)のことを書きましたが、安全基地として地球まで手放せば、どこか宇宙へと旅立つしかないのでしょうね。まあ、僕の時代までは大丈夫だろうと思考停止の誘惑を感じますが、そんなのはダメで、ゴアさんのように今すぐ行動にうつさなければいけないのでしょうね。大地震や巨大ハリケーンが明日にでもやってくるかもしれない地球環境ではないとはいいきれないのです。 丸激トークで、『不都合な真実を不都合でなくするために』と語られていましたが、この映画では貧困の問題が露出していなかったけれど、「貧困と環境」が対になってイシューされないと、問題解決は難しい。
参照:動画http://www.youtube.com/watch?v=w20b_5eIQTE
 ナビオでチケットの半券で抽選があって、ナビオで買い物が出来る商品券(2000円)が当たりました。それで、無印良品で封筒やバック、ファイルを買ってしまった。ささやかな贈り物ですね。
ありがとう!
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