音が聞こえます♪

 音と言えば、茂木さんのクオリア日記で音声アップされていましたが、『「言葉が終わるところから、音楽が始まる」〜茂木健一郎×江村哲二 前編』webちくまで、読むことが出来るようになりましたね。江村哲二さんは2007年6月11日ご病気のため永眠されたのですが、対談の行われたコンサートを文字通り目の下(舞台下最前列)で元気な姿を拝聴したものにとって、いまだに突然の訃報が夢の出来事のような気がします。音楽における「美しい、とはこういうことか」と、お二人がミステリアスに語った言葉の破片は茂木さんの足音、扉を開く音、それらも音楽として、ホール内に共鳴して、茂木さんの身体が一つの楽器として、オーケストラとコラボした世界初演『江村哲二:《可能無限への頌詩》語りとオーケストラのための〜茂木健一郎の英詩による〜』は、本当に一回きりの初演になりました。こうやって、又、音声とともに記事を読むと、あのホールが蘇ってきますね。