台風がキマ━━━━(゚∀゚)━━━━!!せんでした。

 ◆昨日は台風で、とてもじゃあないけれど、駅前で、「明るい選挙推進」のティッシュ、うちわを配る啓発活動が無理ではないかと思ったのですが、案に相違して雨が降らず、道行く人も機嫌良く、7月29日の参議院議員選挙に出かけましょうという声にも答えてくれて、スムーズに配り終えることが出来ました。
 ◆ところで、藤原新也さんが、エントリー更新して文芸社に関する情報を求めていますね、僕のブログは「自費・共同出版」の問題系の話題と、赤木論文から火が点いた「現代の貧困」についてのエントリーが知らぬ間に増えて、なかなか自分なりの言葉が見出せなかったのですが、そんな不完全燃焼の中、本日更新された、フジでオマイラキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! は、「ことばが、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 」って言う強度があって、竹熊さんが色々な人たちから支持されているスゴサがナットク出来ましたね。

★アニメ界は昔から、氷河期とかそういうレベルではない魔界なんだと。
★「この世界は、ただ好きなだけじゃ続かないんだ。キチガイでなければ」
★一番の問題は、明確に「やりたいこと」がわからないか、「やりたいこと」があっても才能がないとか、あるいは、才能がないことを認めたくないというあたりではないでしょうか。
★「人間は就職しなければならないのだ」と思いこむと、就職できなかったらそりゃツライかもしれませんが、俺は生まれてから一度も就職したいと思ったことがない人間なので、就職できないつらさがいまいちピンとこないのかもしれない。

 いいとか、わるいとかの問題ではなく、竹熊さんの言葉は生きている。
 その隙間に「自己表現ビジネス」とか、「非正規雇用ビジネス」が入り込んで、大もうけをたくらむ人々、儲けた人たちがいたし、いると言うことでしょう。
 先日放送された、オールニートニッポンインターネットラジオの前半部分を聴くと(後半は連休明けにアップされるとのこと)、日本の労働法は世界の中でも冠たるもので、二人以上なら、簡単ですが、一人でも組合をつくることが可能で、そうやって、組合をつくることから、実践勉強すれば、多くの問題は個別に解決出来るし、色々な問題が実感として見えてくるはず。別にウヨを標榜する人たちが組合をつくることにアレルギーを持つ必然性はない、サヨ=組合ではないのです。単に働いている賃金を公平に適正にもらおうとしているだけで、イデオロギーとは全く関係がない。集団行動を取るのが嫌で、一人でやりたい、ウヨでもサヨでもない人も、気楽に自分で組合を作ったらいい。行政の労働基準局も全く対応が変わってくる。
 この国のいいところは、まだまだ、法律が<あらゆる私的暴力>に対して強制的な力を発揮出来るということです。だから、上手に法律を味方につける知恵を身につけたいものですね。
 社会労働に関する専門図書館があって、ウヨもサヨにもみんなに開放されています(あたりまえ)。こういうところで、ちょいと調べるのもいいし、ネットでもユニオンでも、相談窓口は沢山あります。戦うコツを覚えることでしょう。まあ、僕のように面倒くさがりの男はなかなか行動に移さなかったけれど、そんな若い人たちは沢山いるでしょうね。せめて、そのように運動に目覚める人たちを暖かい目でみたいものです。サヨは勿論、ウヨであっても…。
 「論座・8月号」の鈴木邦男の論文『「不敬だ」といって、芸術を葬り去っていいのか…』も面白かった。鈴木さんに限らず、ウヨの人たちも論壇誌に「言語」でもって戦う回路を作る必要がある。「現代の貧困」はイデオロギーではなく共通の問題でしょう。