『犬身』を読み始めました。

犬身

犬身

 図書館でリクエストした松浦理英子の『犬身』を借りて帰り読み始めたのですが、やっぱし、理英子さんの小説は「いいなぁ…」種同一性障害者の妄想とも言える。僕は別段、犬になりたいとは思わないけれど、このリアリティが立ち上がってくる「魔」はスゴイ!
 「猫」と言えば、僕の好きな小説家「保坂和志」さんですが、自明であると思われる人間を越境して犬や猫とまぐ合うのも、「クイアファミリー」なんだろうね。
 動画はイギー・ポップの「アイ・ウォナ・ビー・ユア・ドッグ」です。主人公の房恵が出入りするスナック<天狼>のマスターが房江のテーマ曲だという(笑)。