2007-10-19 『犬身』を読み始めました。 レビュー 犬身作者: 松浦理英子出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2007/10/05メディア: 単行本 クリック: 33回この商品を含むブログ (108件) を見る 図書館でリクエストした松浦理英子の『犬身』を借りて帰り読み始めたのですが、やっぱし、理英子さんの小説は「いいなぁ…」種同一性障害者の妄想とも言える。僕は別段、犬になりたいとは思わないけれど、このリアリティが立ち上がってくる「魔」はスゴイ! 「猫」と言えば、僕の好きな小説家「保坂和志」さんですが、自明であると思われる人間を越境して犬や猫とまぐ合うのも、「クイアファミリー」なんだろうね。 動画はイギー・ポップの「アイ・ウォナ・ビー・ユア・ドッグ」です。主人公の房恵が出入りするスナック<天狼>のマスターが房江のテーマ曲だという(笑)。