何故か、鶴田浩二

 
 「右も左も真っ暗闇じゃござんせんか」
って懐かしい。赤木智弘新刊デビューを記念して紀伊国屋新宿南店でトークセッションが行われますね。

『若者を見殺しにする国』(双風舎)刊行記念トークセッション
赤木智弘×宮台真司×藤井誠二
いまのニッポン、右も左も真っ暗闇じゃござんせんか
―若者から見た右翼と左翼―
■日時 12月9日(日) 13:00開演(12:30開場)
■会場 新宿・紀伊國屋サザンシアター(新宿南店7F)
■料金 前売1,000円(全席自由、税込)
■チケット発売日 11月8日(木)

 詳細はこちらから、■お問合せ 紀伊國屋サザンシアター(新宿南店7F/受付時間10:00〜18:30)
http://www.kinokuniya.co.jp/01f/event/event.htm
 「今の世の中、右も左も真っ暗闇じゃござんせんか」は鶴田浩二ですが、そのまんまのテーマですね(笑)。
この歌「傷だらけの人生」は友人の十八番で、よく聞かされました。思い出すなぁ、友人は命日になると墓参りまでしていたぐらいの大ファンでした。でもこの歌をカラオケで歌われると陰々滅々になる。台詞から始まるもんね。

古い奴だとお思いでしょうが、古い奴こそ新しいものを欲しがるもんでございます。どこに新しいものがございましょう。生まれた土地は荒れ放題、今の世の中、右も左も真っ暗闇じゃござせんか。

 それより、僕は鶴田の歌では「街のサンドイッチマンが好きですね。

そうそう、NHK土曜ドラマ山田太一の脚本で「男たちの旅路」が放送されたが、テレビドラマでいまだに記憶に残っている数少ない作品ですね、もう二十年以上も経っているんだ。ガードマンである特攻隊の生き残りという鶴田浩二と戦後生まれの若者である、水谷豊、桃井かおりなどが本音トークをするわけで、世代間による価値観の違いを明確に描いたテレビドラマとしては今みても飽きないと思う。確かレンタル屋さんにあるんではないでしょうか。何か、急に、見たくなりました。鶴田浩二と水谷豊のやりとりが面白いですよ。若い人にも見て欲しいなぁ。
鼎談案内の詳細は双風舎日乗でもアップされています。