叔父の法要/朝日新聞書評を読む

kuriyamakouji2007-12-09

 ◆朝五時に起きて、新倉敷まで行き、バスとタクシーと乗り継いで、「釣りバカ日誌・18」の舞台にもなった瀬戸内の海蔵寺のある村で叔父の法要をいたしました。非常に天気が良くて前夜、町内の忘年会があったので、睡眠不足でしたが、気分は快適でした。住職に訊くと、まだ映画はご覧になっていないとのこと。確かに映画館まで出かけて見るのは大変ですね、DVDであれ、レンタルは来年になるでしょうが、それまで、おあずけでしょうか、まあ、テレビの放映を「釣りバカ日誌」の場合は必ずありますから、慌てる必要はない。そう言えば、先日の葬式の折りに、この映画の話をしましたが、誰もみていませんでした。そんな情報を教えたので、今日の法事で又その話をしたら、まだ誰もみていない。そんなもんでしょうね、僕は映画を見ることが一つの生活習慣になっていますが、地方では映画館そのものの数も少ないし、評判になった映画、人気のものは、どうせ、テレビで放映されるから、わざわざ足を運ぶ必要がないと思っているのでしょう。海蔵寺から瀬戸内を遠望した画像をアップしました。
 ◆車中で赤木智弘著『若者を見殺しにする国』についての赤井敏夫(神戸学院大教授)の書評『現在をいさめる捨て身の戦略』(朝日新聞12/9)を読む。本日行う新宿でのトークイベントではこの書評で指摘した二点を焦点化してleleleさんは進行を図るみたいですね。参加者方々のレポートが早く読みたいです。
 今のところこちらの感想が早々とヒットしました。
 http://yoshida-office.at.webry.info/200712/article_6.html
 追記:こちらのコメント欄にも感想がありました。http://sofusha.moe-nifty.com/blog/2007/12/post_b0f3.html#comments追々追補いたします。
 それから、前から思っていたことですが、僕の家の近くの本屋さんでは置いていないのです。購入したのは天満橋ジュンク堂でした。こんなにも新聞、週刊誌、総合雑誌にも取り上げられていることになったし、アマゾンのランキングもあがっている。当然、注文で取り寄せて(双風舎の本は原則指定注文ですからね)、平積み、メンチンは無理でも棚差しくらいはしていると思ったのに、書店端末で検索したら、「在庫なし」、前回もそうだったのです。「売れて在庫なしではなく、端からないのでしょう。」とちょいとイヤミを言いました。注文で取り寄せると言うけれど、ここの本屋さんの取次はN販なので、取次在庫がなければ、「客注」では、もの凄く時間がかかる。
 このような時評的・社会評論のような本は新鮮さが大事な要素でもあり得る。リアルの中小の本屋さんが当てにならないのなら、コンビニで置いたらどうだろうかと、思ってしまいました。せめて、赤木さんが働いているコンビニの棚に差してもいいのではないか、コンビニの場合は本部で一括仕入れて配本出来るシステムがありますからね。実現不可能でしょうか、でも、既存の取次の流通システムが上手く稼働しない状況では、オルタナティブな流通経路を開拓すべきかもしれない。まあ、ネット書店に特化して販売する方が流通コストも軽減出来るから、あまり無理してリアル書店の販路を広げる必要もないかもしれないが、この本はコンビニの棚とかインターネットカフェの棚にも差して欲しい気がします。
 家の近くの本屋にはなかったけれど、市の図書館では取り寄せてくれました。
 ◆法事の終わりに、満中陰志を頂戴したので、本が買えますね。南無阿弥陀仏。。。。。