言葉、されど、言葉

 人を動かす「思考の振る舞い」について考えてしまった。
 http://d.hatena.ne.jp/kazetabi/20071227/1198729569
 単なる一方向の、どこかで聞いたようなメッセージではなく、
 記号化された「正しさ言説」でない、発信者の思考の過程(文体)、実存が聞こえてくる背景が浮かび上がってこなければ、人を動かさない。
 一見、人々を動かしているように見える言説があるけれど、それは、時代背景に背中を押されて、「みんなが言っているから、言っているに過ぎない」。単に消費の対象に過ぎない。消費期限が切れると風化する。もうそんな言葉に一々付き合っていられないと言うのを最近つくづく感じます。
 せめて、消化不良で、便秘状態になってもいいから、こんな意見(コメント)は初めて聞いた。そんなサプライズの言葉にお目にかかりたいです。そんな機会が段々と減りましたね。 茂木健一郎のブログで音声アップされていた荒川修作の言葉はそんな、サプライズに満ちて、僕は唖然としましたよ。「正しいとか、正しくないとか、そんな問題ではない」
 ♪http://kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/2006/05/post_8253.html
 保坂和志のWEB草思で更新された「世界はこんな風にも眺められる」から『第20回 “文”の持つ不羈の精神』を読んでも色々と考えてしまった。
 http://web.soshisha.com/archives/world/2007_1227.php
 赤木さんのこととリンクしてしまったから、保坂さんの掲示板にカキコしてしまいました(No.3245、No.3249、 No.3250)http://www.k-hosaka.com/
 白川静丸山真男の違いについて考えています。