今年最初の書評をアップしました。

だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ

だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ

 bk1書評投稿しました。都築響一の『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃ ならないんだ』です。不良っぽくって、格好良すぎる本なので、思わず、投稿してしまいました。今、アップしたので、公開されるのは、明後日あたりですかねぇ。早いと明日アップされるでしょう。
 でも、画像はamazonの書影です。bk1では画像アップ出来ないんです。寂しいけれど、仕方がない、出版流通業界もグローバル化の波と無縁ではない。だけど、「護送船団方式」で、再版維持制度を御旗にしてでは、「文化を守る」と言っていますが、「文化なんて守れないですよ」、そのことをこの書評では言外に言ってみたいことではありました。
 大新聞社であれ、大取次であれ、大出版社であれ、「文化=既得権益で、*1都合良く解釈していないか、そんな欺瞞をささやかながら、ゆる〜い変化球で突いてくれたオモシロ本です。
 このエントリーをbk1のコンテンツにトラバするので、コメントくれるとbk1からも読むことができますよ。トライしない?
 自立文団さんがコメントしてくれた都築響一の『夜露死苦現代詩』の本は不明にも読んでいないので、bk1で検索したら、こんな素晴しい書評がありました。(http://www.bk1.jp/webap/user/UpdReviewEvaluation.do
 力強く、書評で感染される。これじゃあ、本書を読んで見たくなりますね、
 >自立文団さん、
 翻訳文学も頑張って欲しいのですが、日経の3月24日の文化欄に「しずおか世界翻訳コンクール」についての田村充正さんの記事がアップされている。13年も続いているんですね、静岡、頑張っている。
夜露死苦現代詩

夜露死苦現代詩