ナイジェリア/古墳公園

群像 2008年 08月号 [雑誌]

群像 2008年 08月号 [雑誌]

群像 8月号に載っている磯崎憲一郎のエッセイ「古墳公園」を立ち読みしました。不思議な空間で、唐突にナイジェリアが挿入される。思わず、不謹慎に笑ってしまった。じつは、このところ、ネットでさるさる日記さんのナイジェリアでのバイトの日々を読みながら、何とナイジェリアってスゴイところだと唖然とすることが多かったからです。消えてしまった少年時代の友人、公園、そして古墳、時間が歪み、空間も歪み、行ったことのないナイジェリアが商社マンでもある磯崎さんの一文、常岡さんのナイジェリア記事と脳内ブレンドして、「古墳公園」がわけのわからぬナイジェリア化してしまった。
参照:2008-07-11
7月15日に芥川・直木賞の発表がありますが、候補作にノミネートされた磯崎憲一郎の『眼と太陽』(文芸夏号)はどうなりますか、楽しみです。