ジュンク堂難波店も…『オルタ』
- 作者: 有限責任事業組合フリーターズフリー
- 出版社/メーカー: 人文書院
- 発売日: 2008/12/03
- メディア: 単行本
- 購入: 9人 クリック: 51回
- この商品を含むブログ (27件) を見る
他の論壇誌では見られない、当事者性が核にありつつ、高踏的にならない抑制をきかせた理論の組み立てもしている。
今回の特集『労働開国?』は特にそのあたりのバランスの効いた編集で、僕が、いままで読んだ『オルタ』のバックナンバーを含めて、一番、良い仕上がりだったと思う。
一つ一つの記事に、僕なりに感染して何かコメントをしたくなります。
そんなわけで、追々、逐条的に感想のブログアップするかもしれませんが、
ネットでアップされている、『オルタ』記事のコメントを以下に参照として紹介しておきます。
「労働開国?」について
http://d.hatena.ne.jp/Arisan/20081207/p1
http://d.hatena.ne.jp/Arisan/20081209/p2
「労働開国」の皮肉
http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/post-ee12.html
「労働開国」をめぐって
http://tu-ta.at.webry.info/200812/article_1.html
http://tu-ta.at.webry.info/200812/article_4.html
それはそうと、『フリーターズフリーNO2』が発売中ですが、巻頭セッションで「労働と家族を問うー主婦・シングルマザー・女性フリーター」の座談会を読んでつくづく感じたことは、この『労働開国?』の問題は家族制度の地平から問うべきだと思いました。
僕なんか、ここまで、何となく生きて来れたのは、何はともあれ、これから風前の灯火かもしれないが、戦前から延々と細いなりに続いているこの国の家族制度のお陰の面があることは間違いない。m(__)m
生田武志に言うように、これからの人達は、そうはゆかない。だから、オルタナな「新しい家族のモデル」を作らなければならないし、それが無理なら『フリターズフリーno1』で、生田が提案したNFO(ノン・ファミリー・オーガニゼーション)を築くことが必要なんでしょう。