書くことは地獄やなぁ

昨夜、NHKのドキュメントにっぽんの現場「合評会の熱い夜〜大阪“小説は人生や”〜」を見たけれど、凄まじい内容でした。ここまでさらけ出すのかと書くことでしか救いがないということでしょうか。だが、書いたものがたったひとりでもいいから、他者に届くという保証は勿論ない。その不安な表情とそれでも書くしかないと言った格闘技の世界で、みなさん、顔出しをして激しいやりとりをしていたが、このドキュメントは始めてみたが、刺激的な番組でした。この学校の第一期生が田辺聖子で創立から55年なのです。焼身自殺のお母さんの話、精神が崩壊してしまったお父さん、そのような家族に対峙することでしか、この煉獄から抜け出ることが出来ないということでしょうか。ディスコミュニケーションを自明としてそれでも言葉でしか格闘するしかない。