棚行のお盆/神峯山寺

お盆の時期がやってきました。神峯山寺から朝、お坊さんがお参りにやってきてお経をあげてもらいました。
本来「棚行」というのは、お盆の間、それそれの家庭で先祖の魂を庭先の軒下に棚を作ってお祭りし、ご馳走を備えていたのです。その「精霊棚」をお坊さんがお参りしたのです。
神峯山寺情報によると、

何百軒ものお檀家の棚を、次から次へと順番にお参りします。頭には「網代かさ」足元は「わらじ」を履き、ただひたすらにそれらの精霊棚をお参りします。
もちろん、お檀家の家に上がるような事はしません、一所懸命にお経を唱えて亡き魂をおまいりして行きます。それはまさしくお坊さんの夏の修行。ですから「お盆のお参り」を「棚行」(たなぎょう)と呼んでいます。

今朝は、仏前でお経をあげてもらったわけです。お坊さんは今日は、お檀家を10軒以上参るらしいです。この時代に合った棚行でしょうね。合掌。
こちらのお寺さんはブログもやっており、ホームページもなかなかなものです。
神峯山寺も神仏霊場会にエントリーされているので、朱印ラリーに行かなくてはならないのですが、交通のアクセスが一日がかりになります。淀川の対岸なのに電車、バスで高槻、乗り換えて、又バスで神峯山口まで行って、1.3キロの山歩きをする。