天使の詩


らむ山さんのジャズDJ(モンク)で谷川俊太郎の詩が引用されていたが、僕には映画『ベルリン・天使の詩』が天空にこだましました。
ところで、僕の知人である小松育美さんが、京都市東山区三条白川橋上る石泉院394戸川ビル3Fにある【galerie16】(075-751-9238)で『小松育美展〜降り積む色』を開催します。(2009/9/1/~12)■7日(月)は休廊■6日、12日は6:00pmまで。
彼女は一貫して「空」を描き続けている人です。(http://www.art16.net)

わたしにはみえないものを/てんしがみてくれる/わたしにはさわれないところに/てんしはさわってくれる/わたしにこころにごみがたまってる/でもそこにもてんしがかくれてる/つばさをたたんで/わたしのこころがはばたくとき/それはてんしがつばさをひろげるとき/わたしがみみをすますとき/それはてんしがだれかのなきごえにきづくとき/わたしよりさきに/わたしにもみえないわたしのてんし/いつかだれかがみつけてくれるだろうか
谷川俊太郎『天使、まだ手探りしている』)

しかし、天使のブルーノ・ガンツヒトラーの名演で、天使が時としてヒトラーに見えてしまう。