小田光雄のレビュー柴野京子著『書棚と平台』
- 作者: 柴野京子
- 出版社/メーカー: 弘文堂
- 発売日: 2009/07/01
- メディア: 単行本
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例示として下記の作家の名前をあげているが、かろうじて名前の記憶のあるのが数名あっても読んだことのある作家はゼロですね。《山田悠介、竹宮ゆゆこ、鎌池和馬、雨木シュウスケ、谷川流、支倉凍砂、誉田哲也、時雨沢恵一、ヤマグチノボル、風野真知雄、高橋弥七郎、雪乃紗衣、上橋菜穂子、石崎洋司、輿水泰弘、田村裕、鈴木英治、メイ、結城光流、令丈ヒロ子、日日日(あきら)、はやみねかおる、榊一郎など。》
まるっきり別の文化圏に属しているんだと再認識しましたよ。
ところで、小田さんははてなダイアリー「出版・読書メモランダム」を始めたんですね。さっそく訪問したら、柴野京子さんの新刊『書棚と平台』(弘文堂)についてとても熱くて厳しい論考を書いている。でも、研究者によるかような本が上梓されたことは慶賀に堪えません。この本が切っ掛けとなって出版流通全体に活発な議論が行き交うことになればいいねぇ。ちなみに小田光雄さんの新刊『古本探究2』も同時発売ですね。両書ともまだ未読ですが、とても気になっているのです。早急に読みたいと思っています。
- 作者: 小田光雄
- 出版社/メーカー: 論創社
- 発売日: 2009/08
- メディア: 単行本
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