専門派遣/一般派遣????

毎日新聞2009年11月2日(夕刊)の記事「日赤:元派遣の女性「専門業務を偽装」 直接雇用求め、労働局に申告」を読みました。

派遣法では、OA機器操作など26の専門業務については最大3年を上限とする派遣期間の制限を受けないが、一般の派遣では期間制限を超えて労働者を使用すれば、直接雇用を申し込む義務が派遣先に生じる。専門派遣でも、その仕事に該当しない業務が1割を超えれば、複合業務や自由化業務となり期間制限を受けることになる。 女性は「仕事の割合はOA機器操作が3割で残りは専門と関係のない仕事だった」と主張。同センターが女性に直接雇用を申し込むよう、指導、勧告を労働局に求めている。(http://mainichi.jp/select/wadai/news/20091102dde041040013000c.html

どうも、この問題はもう一つよくわからない。僕の知人は何十年とシステムエンジニアとして色んな会社に派遣されているが、専門職として待遇され結構高額な報酬を受けている。派遣先の社員になるなんて端から問題外なのですが、専門派遣/一般派遣との見極めは報酬で仕訳検討することが一番わかりやすい指標と思うがどうなんでしょうか。
例えば派遣先の同年齢の正社員の平均給与より高い給与を支払っているなら、専門業務待遇だし、それ以下なら、一般派遣として原則カウントする。仕事の中身は補助線で参照して、もし、本人が一般派遣並の給与しか支給されていないのなら、本人の申告で審査して正社員の道を開くみたいな。