竜潭譚--ryu・tan・dan--

泉鏡花集成〈3〉 (ちくま文庫)
前日、『オルタ』の最新号「中華世界」の案内をしましたが、連載記事「オンナたちのDiY」の登場は 上田假奈代(詩人・詩業家)さんです。
ところで、このブログでも紹介したことのあるハンマーダルシマー奏者の山口智さんと上田さんと11月14日に下記のごとくコラボ「竜潭譚」を行います。

竜潭譚--ryu・tan・dan--
  泉 鏡花の世界
〜今宵よみがえる美しい日本語の響〜

◆日時 2009年11月14日(土) 18:30〜20:00
◆出演者
  構成・イラスト     中川 学
  ハンマーダルシマー演奏 山口 智
  朗読          上田 假奈代
◆会場 誠心院
 (中京区新京極通り六角下ル中筋町487)
◆前売:\500 当日:\1,000
「竜潭譚」は明治29年泉鏡花26歳の時の作品。鏡花作品の中では初期のものですが、後に書かれる代表作「高野聖」や「草迷宮」などの原点と言える小品です。
母と死に別れた少年が美しいツツジの丘から不思議の世界に迷い込んでしまうストーリーには、母と子の関係、自閉症、いじめなど現代にも通じるテーマが、鏡花独特の美しい文語体で語られています。
この「竜潭譚」の世界が、僧侶でイラストレーターの中川学が描いたの24枚の絵と、ミュージシャン山口智の即興音楽、そして詩人上田假奈代の朗読で、誠心院の本堂に現出いたします。
鏡花の妖しくも美しい幻想世界をぜひお楽しみください。
お問い合せ先:新京極商店街振興組合http://www.shinkyogoku.or.jp/
http://kyoto-hitomachi.seesaa.net/article/131508899.htmlより

龍と言えば、建仁寺小泉淳作の法堂天井画『双龍図』は迫力満点でした。