メモリアルグッズ/エンゼルメイク


『葬』の第三号の特集は「ペット葬の真実」ですが、「ペットの納骨」で「メモリアルグッズ」にするページがある。
そこで気になったのは、灰からダイヤモンドを作る技術を応用したもので、0.1カラットから作れるらしい。値段は30万円から200万円ぐらい。
では、人間は?と調べたくなったので今年横浜で開催された「フューネラルビジネスフェア」のサイトを拝見。そこで、動画でアップした会社『アルゴダンザ』を訪問して、「遺骨からダイアモンド」の作業工程を見たわけですが、なるほど。でも、ちょっと怖い。
『葬 3号』で、【『おくりびと』から生まれた遺体専用化粧品『mitashiー満ー』】のタイトルでこんな販促をしていました。

おくりびと」に関わった納棺協会が企画した、エンジェルメイクに特化したオールインワン・メイクボックス。業界初の納棺師専用化粧品だ。36種類のアイテムが収納されている。「生体に使って大丈夫ですか?」と聞いたところ、「まあ大丈夫ですよ」というお答え。そんな漠然とした回答では使う気が起きない、一般の化粧品と比べて圧倒的に違うのが、その保湿力。内部から潤いを保とうとする力が失われている体のサポートをする。注目したいのがデザインの素晴らしさ。はっきり言って普通に欲しい。一式5万円。舞台用と考えれば安いが、いつステージに上がるのかが問題だ。p36

http://www.noukan.jp/
http://www.delfinocares.com/modules/tinycontent3/index.php?id=5
小林光恵の『死化粧 エンゼルメイク』、『死化粧の時』など一連の著書も参考になります。
保湿力が高いとは、乾燥肌の人にはいいかもしれない。
死化粧(エンゼルメイク) 最期の看取り (宝島社文庫)
死化粧の時 ~エンゼルメイクを知っていますか
ケアとしての死化粧―エンゼルメイク研究会からの提案