女性ホルモン投与?

入門腫瘍内科学
今日、病院の診察でPSAの数値が17.270にアップしていた。前回は11.210(2009・10・09)だったので、現在服用している男性ホルモンを押さえるクスリ『ゾラデックス10.8』とその効果を促進させる『デカドロン錠0.5mg』の効きが悪くなったということです。この数値ならもう抗ガン剤(例:ドセタキセル)治療に入るべきかと主治医に訊いたら、PSAの数値と抗ガン剤処方の直接的な相関関係はないと言われた。PSAの数値が2でも抗ガン剤治療にかかる場合もあるし、PSAの数値が500でも抗ガン剤治療をスルーする場合もある。あくまでもその患者の病状の実態です。(問題は実体経済なのです)
この次の診察は4月9日でそれまで様子を見て、抗ガン剤治療の選択をしても良いし、まだ処方していない、女性ホルモン投与があると先生はおっしゃる。ただ、効くかどうかはわからない。
考えて下さいと賽が僕に投げられたわけですが、どうも再燃前立腺癌治療って、ギャンブルの要素が多い。数ヶ月しか効果がなかったデカドロン錠の効きは40%ぐらいだったのです。先生の言い草に今は全くやっていない若い頃よくやったパチンコのスーパーリーチのフィバーを引く感覚ですねぇ、と僕なりのイメージでつぶやいていたら、笑っていました。
でも、どうやらこの40%前後が再燃前立腺癌治療の臨床における処方箋の分岐点になっている気がする。
スーパーリーチなら挑戦する甲斐があるというわけ。大当たりすれば、儲けものっていうヤツ。ただ、確変を引いて連ちゃんが続くかどうか。1回で終わりもある。まあ、僕の最高記録のフィバー回数は50回だけどねぇ。でも、そこまで大爆発しても次の日にはハマルこともある。
10年近く順調に治療が効果があっても治癒しましたとは言わない。あくまでも延命です。次の日に再発するかもしれない。ハマッテ、タマにスーパーリーチが来てもハズレ。どうやらそんな予感もします。
ということで女性ホルモン投与についてネット学習してみます。
(1)Vol.114 女性ホルモンパッチが前立腺がん治療に有効かも? : キレイにイキル
(2)お探しのページはありません|What's前立腺がん
血栓の心配がありますねぇ。脳梗塞になるリスクが増大。
そうでなければ、抗ガン剤の『ドセタキセル』か、
(3)http://www.gsic.jp/cancer/cc_14/rcr02/02.html
(4)再燃した前立腺癌に対するドセタキセル投与の現状【癌治療学会2008】:日経メディカル