司書が企業の知恵袋

鳥取県図書館がいろんな工夫をして頑張っていますねぇ。
http://mainichi.jp/universalon/clipping/news/20100319ddn013020028000c.html

 鳥取県立図書館は「もっと県民に利用されるサービスを」と、04年からビジネス支援サービスを、06年からは健康情報サービスと法情報サービス(生活困りごと支援)を始めた。国内最大の闘病記文庫(1500冊)など、関連資料も充実させているが、「困難な課題は本だけでは解決できない。司書が何人の専門家とつながっているかが重要」と人脈を築いてきた。

国内最大の闘病記文庫って興味がありますねぇ。こういうコンテンツが全文ネット公開されるサイトも立ち上がればいいのになぁ。
確かに、「司書が何人の専門家とつながっているかが重要」だと思う。
僕も支援会員の一人になっている「エル・ライブラリー」は社会産業労働という視点から、ネットワークを構築して、「働く」問題にアクセスして資料提供、学習会を積極的に行っている。「お金」(ビジネス)、「健康」(医療・介護)、「働く」(ニート、労働)は相互に依存している。
「出産・保育・教育」は行政・学校教育の中でフォロー出来るシステムがあるけれど、地方の図書館を始め民間委託の図書館などが、情報提供のサービスを積極的に行うことはとても大事なことでしょう。
自治会の回覧板が回ってきて中学校の校区のチラシを拝見したら、中学校のキャリア学習「学校教育支援事業 職業講話」(平成22年2月1日実施)のレポがありました。
(1)ハローワーク(2)旅行社(3)消防官(4)トレーナー(5)元Jリーガー(6)美容師(7)幼稚園教諭(8)バスガイド(9)ケイキャット(10)エンジニア(11)薬剤師
職業人として彼らが生徒の前で体験を語るのです。とても面白い授業だと思いました。