東の人&大阪の人

エル・ライブラリーのバザー商品で『百人一首』はどうかと思ったけれど、カルタは汚れていました。断念。代わりに「いろは歌留多」にしました。紙質がいい。
歌留多は手触りを楽しむ遊びがある。
そんなんで、本棚を見ると1969年初版発行の角川文庫黄・四〇『百人一首 島津忠夫訳注』がありました。今、文庫で市場に流れているのは新版ですが、この旧版はとても良く店頭で売れましたねぇ。ロングセラーの定番でした。
島津版は藤原定家の解釈を焦点化したもので、あくまで定家の目で「百人一首」を鑑賞する。このこだわりがいいわけです。
今、パラパラとめくっているとぐいぐいと引き込まれて行く。
これやこの行くも帰るも別れてはしるもしらぬも相坂の関(蝉丸)
桜の開花宣言が出たのに今日はとても寒かった。オマケに雨。でも東京の人と大阪の関で、中華菜館『水蓮月』で歓待しました。さっぱりした中華で量も充分。生ビールも久しぶり。みんなよくしゃべりました。
今晩は熟睡できるでしょう。オヤスミなさい。