どちらにハンドルを切るか/道


病院の診察を受けたら予想通りPSAの数値が大幅アップ!
専門医は「抗癌剤投与」を始めますかとおっしゃるが、
「ちょっと待って、先生は女性ホルモン投与のことを前回おっしゃっていたが、すぐに抗ガン剤ですか?」
ということで、二択。(1)抗ガン剤投与(2)プロセキソール錠0.5mgのいずれかを選択するか、
次回の診察(5月7日)まであなたの方で決定するように言われた。
これって、「自己責任」ですねぇw。
抗癌剤はカクテルの調合みたいなもので、僕の方で検証のしようがないが、
プロセキソール錠なら、ネット検索したりして、情報を仕入れることが出来る。
ある程度「予想屋」の決定は出来る。「カードを引く」賭けは出来る。
だけど、「抗癌剤」は全く予想がつかない。個別具体的ですからねぇ。
先生の脳内チューニングマシンで調合しながら微調整するのでしょう。
体内時計の科学者上田泰己氏によれば、多分、注射する時間も大切なことになる。
患者にとってこんな職人芸は手に余る。
精々、「プロセキソール」を自己責任で投与してもらうしかない。
効かなかったら、後は「抗癌剤」にお任せ。そんな「道」しかないですねぇ。
抗癌剤」はペンディングにしますか。
この画像は病院帰りの淀川沿いサイクリングロードです。
ママチャリの地点の背中の方角に病院があり、淀川河口から30KMぐらいです。進行方向に向かって6km行くと三河合流地点の八幡市「背割桜」を見ることが出来る。右手が奈良、左手が京都へという大体の見取りです。
ここから自宅まで30分弱ですかねぇ。ゆっくりこぎますから。
高橋大輔さんの「道」を堪能しながら、多少なりとも免疫力をアップしますか、
毎日新聞の記事で小川洋子さんが彼のフィギュアの「道」に涙したエッセイを書いていたが
映画「道」も見たくなりました。「去勢ホルモン療法」では「立ち枯れの日常」なのに、僕より年寄り達は元気だねぇ、「立ち上がれ」だなんて、まあ、あの人のデビュー作では、立ち上がるどころかふすま(障子?)破りをしたもんねぇ。もし、僕の場合、もう一度「立ちあがったら」、ヤバイわけです。「立ちあがらない療法」を継続することが、延命となる。
「あ」を「抜く」手仕事が命を長らえる。