長谷川等伯を見るつもりが…


朝早く、今日が初日の「長谷川等伯展」(京都国立博物館)を見る予定が、待ち時間70分にうんざりして、
急遽、見るのをやめました。
賀茂川を遡って桜、鴨、鷺など見やりながら五条の大橋まで歩いたが、体調がおかしくなり、電車に乗って出町柳駅まで行く。同志社に寄って借りた本を返し寒梅軒会館で昼食。
今出川を渡って御所に入るとスゴイ人集り。今日は京都御所の一般公開だったんですね。
枝垂れ桜が見事でした。何の木かわからなかったが、切られた根が直系1メートル以上もあり、地面から10センチぐらい浮き上がった樹の大きな座布団といったのを見つけて、これ幸と、そこに座り込んでしまいました。
とても気持ちが良かったです。地中深く生きている木の根の温もりが下から身体を突き抜ける感じ。
桜を見ながらカバンにあった吉田修一の『7月24日通り』(新潮文庫)を読む。
読み疲れたら、人の波に付き合って京都御所内を歩きました。
元気になって、四条まで歩きました。久しぶりにジュンク堂に寄りましたよ。