屁爆弾さん、記憶(8) ヘ〜!×シェー!

さわこさんが、5月12日の記事に屁爆弾さんとのユーモア溢れるコメントをしてくれているのですが、隠れているので、みなさんのお目にとまらなかったかもしれない。
それに関連してさわこさんと屁爆弾さんが爆裂している過去記事をアップしてみます。こうやってロムしていると、2005年にやりとりが集中していますねぇ。
この頃はみんな元気が良かったんだ!
前口上でこんなことを書いていましたw。
「会員制ブログmixiでさわこさんのコミック談義が面白くて、是非とも公開したいので僕のブログに『御寮さんのMANGA』(仮称)なるカテゴリーを設けます。まあ、そくっりそのまんまコピペするだけです。さわこさんは自前のブログを持っていないので、僕の軒先でパフォーマンスをしてもらって、コミックを大いに語ってもらおうと画策したのです。」

【おそ松くん】
 屁爆弾さんのブログで、パンツからはじまってパッチの話で盛り上がり、最後は何故にか赤塚不二夫で決着というやりとりをしました。面白かった!
 なにげに身の下系で盛り上がるのが、面目躍如(?)、屁爆弾さん!
 さて、そこでも書かせていただいのですが、うちの子どもたちは赤塚不二夫が大好きなのです。
 この話ちょっと聞いてください〜。
 発端は3年前の鳥取
 bookoff(旅行にいくときは必ずbookoffの所在を調べる)で、上の子がこれを買ってちょうだいと差し出したのが『おそ松くん』。
 これほど数多くマンガがある中で、どうやって見つけてくるのやら……。

 うちのこたちは、普段は全然これが欲しいとは言わないのですが、「まんだらけ」につれていくと「お母さん、おそ松くんがあるから買ってちょうだい」。

 『おそ松くん』にはいくつか種類があるのですが、赤い帯表紙の講談社ボンボンコミックスを以来ほそぼそと集め、全33巻のうち、あと17巻を残すのみになりました、苦節3年……。
 屁爆弾さんもおっしゃってましたが、いまや中年マニアしか集めてませんからね、赤塚不二夫。小学生でこれほど愛読しているのはどうなのか?

 大阪で買って帰りの電車で子どもたちがむさぼるように読む、というのが恒例なのですけれども、周囲の大人の視線がすごい!40歳代の人の視線はなつかしげで熱いものがあります。のぞきこみたそうにしてます(笑)。

 今の皇太子が「しぇ〜」をやって話題になったのはいつ頃のことだったでしょうか?

 実を申せば、私は『おそ松くん』を読んだこともテレビでみたこともないのです。かろうじて、『バカボン』のアニメ放送を見たぐらいで、「しぇ〜」も過去の遺物として知っているだけです。
 なので、「いやみ」「六つ子」「ちび太」も全然知らなくて、子どものほうが「おフランスざま〜す」などとやってます。
 どうしてイヤミはおフランスばっかり言うの?という子どもの質問に、当時のフランスへのあこがれとか興味とかいうものは昨今では理解できないのだということに気がついたりして。

 そういえば、いつだったか「おたくでは子どもにマンガを読ませている?」と同級生のママに聞かれたことがありましたっけ……。
 読ませているもいないも。文庫で、赤塚不二夫手塚治虫石森章太郎が100円ででていれば、せっせと買っては与え。『カムイ』も集めてるし、『超人ロック』も。『マカロニほうれんそう』は家族で楽しく読んだし。
 でも、基本は子どもたちはまだ『月刊コロコロコミック』。
 これは私の子どものころ創刊された雑誌ですが、テレビアニメ・ゲームキャラをマンガに書き起こした作品ばかりが載っていて、なんでもございだった小学校時でさえ、私が読めなかったものなんです。はやく、『ジャンプ』か『サンデー』か『マガジン』に乗り換えて、お母さんに読ませてちょうだい!と切に願っています。

 ところで、うちにはこれほどマンガが転がっているにもかかわらず、子どもたちの友人は毎日来ているのに、誰も手に取ろうとしない!せいぜい、ゲームキャラの4コママンガくらいでしょうか?う〜ん、マンガも階層化しそうです。

 さわこさんは今までマンガ談義を禁欲していたんです。それがひょんなことで爆発っていうか、シェーって飛び出したわけです。その経緯を過去ログのコメント欄(mixi)より紹介します。

<さわこ>
 一時自転車で5分、の範囲に新古書店が4軒ありました。2軒は淘汰されてなくなってしまいましたけど。ブックオフはほぼ毎日行きます。893のなわばりめぐりと一緒。
 「わしに断りもなく新しいもんはいってへんやろな」
 棚が数?動いただけでわかります……。最近は店頭で立ち読みができないのがイタイですよね。どれもビニ本になっちゃって(笑)。新古書店は立ち読みできるのが嬉しいんですよ!
 私がパートしている専門図書館の漫画は私やpipiお姉様が寄贈したものなので数が知れてますが、大阪中央図書館はかなりの数のコミックを蔵しています。若者がたくさん座り込んで読んでます。
 漫画話はなんというんですか、「おい、誰か止めてやれよ……」ということになるのが目に見えているので差し控えていたのですが、ちょっとなにかの形になるようにしてみようかなぁ〜と思いました。
< hebakudan >
 漫画話、差し控える必要なんかないな〜い。むしろ自分の好きな世界について書いてみるというのは自分の思考を育てます。ぼんやり考えていたものがハッキリして来るんです。自分自身が見えてくる。それが教養の原型です。教養とはドイツ語で「自分自身を構築する力」のことを意味するそうですが、これはすてきな言葉ですよね。一番好きな世界について外側に向けて発信するのは楽しいし、漫画を新しく読み始めるのも楽しくなってくるよね。さわこさんの文体には明度の濃い活気があります。オタク的な閉じ方ではなく、語りかけのできる開いた文体をお持ちなので、ふつうの大人の言葉で漫画の話をしても妙なオタク臭さは出ないと思うよ。

 あまりにも長くなりますので僕の判断で一部整理削除しました。文責は葉っぱ64です。
 さわこさん、この際、はてなで「マンガブログ」を立ち上げたら?
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さわこ 2005/10/06 09:08
葉っぱ64さん、ご紹介ありがとうございます!
表舞台へのデビューでございます(笑)
上記の記事で訂正があります。コミックボンボン小学館ではなく、講談社でございました。申し訳ありません。
赤塚不二夫のことを書いたのだ!』読みたいと思っておりました。ついでに、吾妻ひでおの『失踪日記』も。
夏目房之助も書いておりましたが、カウンターで『がきデカ』を子どもに読ませたいのですが、これがまたなかなかなくて……。

kuriyamakouji 2005/10/06 09:23
訂正しました。コミック欄も面白いので、みなさん遠慮なく、コピペして転載して下さい。
大歓迎です!しぇ!ニャロメ!

屁爆弾 2005/10/06 13:00
さわこさん、葉っぱオモテへの輝かしいデビュー、おめでとうございます。ひょええ、私のコメントまでくっついてるしっ(^^;)。自分が最初に書き込んだ駄文を違う場所とは違うところで再び読むというのは不思議なものですね。見たことのない座布団に座ったようなこころもちがいたします〜。

屁爆弾 2005/10/06 13:03
うっ。書き間違いがありました。「自分が最初に書き込んだ駄文を最初の場所とは違うところで再び読むというのは・・・」、と訂正します。失礼しました。

kuriyamakouji 2005/10/06 19:57
屁爆弾さん、プロセスを楽しんでもらうためにこのまま修正しないで置きます。
コミック談義って好き者同士のやりとりが面白いのですよね、そのコメント欄の応酬はmixi内で見てもらうしかないです。そのために会員登録したい方がいらっしゃいましたら、相談にのります。原則、僕がブックマークしている方か、このブログにコメントしてくれた方で、ある程度知っている方、オフでお会いしている方など、独断と偏見の判断で招待状を送らせてもらいます。

ピピ 2005/10/06 22:51
さわこさんの漫画熱はmixiの閉じられた空間で終わらせるのは惜しすぎますよね。
葉っぱ64さん、よくぞ表舞台に出してくださいました!(笑)

シェーはいいですねぇ。

ところで皆さん、アニメ「レインボー戦隊ロビン」のことはご存じでしょうか。わたくし、大好きでした。

kuriyamakouji 2005/10/07 14:17
このアニメは見ていないですね、漫画談義は島宇宙で各々閉じられている場合が多いのでさわこさんのような開かれた語り口は貴重です。楽しみです。
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実を言えば、2005年の記事は、偶然にも「はてなダイアリー」として製本していますねぇ。
前後の2004年、2006年を含めて4分冊になっている。ページ数は一冊450頁あたりとして、1800頁のB6版で厚さ10センチにもなります。もし、良かったらエル・ライブラリーの「情報棚」の資料として贈呈してもいいですよ。紙資料としての「ブログ」はこれから歴史的資料価値として、なかなかなものだと思います。でも、4冊で○万円もしたんだ。う〜ん(汗)

こちらの4冊の書影をアップしてみます。僕の本文記事に対して、hebakudanさん、shohojiさん、ぴぴさん、さわこさん、色んな人たちがコメントしてくれています。紙媒体で読むと趣が違いますねぇ。
機会があれば、コメントを書いてくれた人を初め関心のある方にも読んでもらいたいものですねぇ。
エル・ライブラリーでちゃんと資料保存して管理してくれると最適かもしれない。
ナンダロウアヤシゲさんの「一箱古本市」に<とみきち屋>さんの提供商品・珍品として出品としても考えたことがあります。本を大事にする人々が沢山集まる場なので、きっと大切にしてくれる人の手に渡ると思いますからw。
書名のタイトルは『千人印の歩行器』、『歩行と記憶』の旧ブログ名になっております。