2010-05-22 偶然の出来事 レビュー 音楽 地元の図書館で廃棄雑誌の『新潮』のバックナンバーをもらってきました。 平成17年3月号に収録されている村上春樹の『新連作 東京奇譚集1「偶然の旅人」』を読む。 書店のカフェで「偶然な出来事」が起きるのです。 でも、何か「必然の出来事」っていう感触がある。 こういう感触を「偶有性」と呼ぼうが、呼ばなくとも、 とてもぼくの中にリアルなものが立ち上がって 久しぶりに小説で感情を揺さぶられました。 そんな小説の「偶然な出来事」の前口上として、 トミー・フラナガンの「Star Crossed Lovers 」が取り上げられていたが、 ぼく自身、聴いたことがなかったので、youtube検索してしまった。