抑止力

老母に内田樹の推論をレクチャーしたら、
「知っている」と言われた。
新聞にもちゃんと書かれていたと。

木語:辺野古の核貯蔵施設=金子秀敏 - 毎日jp(毎日新聞) 木語:辺野古の核貯蔵施設=金子秀敏 - 毎日jp(毎日新聞)
「(米国政府は)沖縄に現存する核貯蔵施設の所在地である嘉手納、那覇辺野古及びナイキ・ハーキュリーズ基地を、いつでも使用可能な状態で維持し、重大な緊急事態の際には実際に使用できるよう求める」
 「(日本国政府は)そのような事前協議が行われた場合には、これらの要件を遅滞なく満たすであろう」
 末尾に最高機密の指定とニクソン大統領、佐藤首相の署名がある。
 辺野古には核貯蔵施設があり、有事には核兵器をまた運びこむ密約である。貯蔵施設が今でもあるなら、沖縄の「抑止力」の正体はこれではないか。それなら米国が辺野古固執する理由も見える。

なるほど、新聞記事は時間をかけてよく読んでいますね。
負けます。
普天間 「それ」の抑止力 (内田樹の研究室) 普天間 「それ」の抑止力 (内田樹の研究室)
今回のことで、沖縄について色んなことを知ることが出来たみたい。
その意味で鳩山さんの右往左往はジジババに対して
「発信鳩」としての教育的効果はあったみたい。

茜色の空

茜色の空

そう言えば辻井喬大平正芳・伝『茜色の空』は参照になるねぇ。
密約問題は「密約」であって、「隔靴掻痒」のもどかしさがあり、この伝記もそのあたりを作家としての辻井喬の想像力が補完している。
密約 - 葉っぱのBlog「終わりある日常」