2010-05-29 中森明夫/大杉栄 レビュー 図書館にあった『新潮 5月号』に掲載されている巻頭小説・中森明夫の『アナーキー・イン・ザ・JP』を読み始めたら「笑い」が止まらない! 先日、古井由吉のエッセイ『人生の色気』でケイタイ小説ではなく、「携帯小説」を読んでみたいと古井さんの言葉を紹介したが、 まさに、そのような意味で『アナーキー・イン・ザ・JP』は面白くて深い「携帯小説」ではないか。 勿論、こんなに面白いと「ジャンル分け」なんかどうでもいいが…。