象の背中

象の背中

象の背中

病院の図書室にあった秋元康のガン小説『象の背中』を読む。
余命半年のガン宣告をされて、あちらに旅立つ支度を主人公の男はあまりにも都合の良く来し方を自分の色に染めて、幸せ一杯であの世に旅立つ。
これが、男の夢なら反撥する女の人は沢山いるだろうねぇ。
ところで、ホスピス医療の実態、コストは如何なものか⁇
さすが秋元康のバブリーな余命半年ガン小説です。美味しい料理、酒、店がいわば、「小説商品学」のディテールで具体的に記述される。
本書のレシピですき焼きを作りたくなった。d(^_^o)