パンとペン

パンとペン 社会主義者・堺利彦と「売文社」の闘い

パンとペン 社会主義者・堺利彦と「売文社」の闘い

【僕の誓い】
書影はアマゾンですが、bk1で注文します。
読了したらお金のないエル・ライブラリーに寄贈します。
bk1に素人レビュー投稿もします。
そんで、もってエル・ライブラリーのスタッフもレビューを書いてねぇ。
という縛りで黒岩比佐子さんの応援マッサージにかえます。

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前回の入院では、とうとうテレビ視聴カードを購入しなかった。一週間もテレビをみなかったのは久しぶりだけど、何か時間がオマケにもらえた感じももあって「テレビを見ることが出来ない」という禁断症状はまるっきりない。ただ、Iphoneの動画は時たま見ましたけれどね。今度の25日からの入院もテレビを見ないでしょう。’70年代、’80年代もテレビなんてほとんど見なかったですからねぇ。まあ、NHKの受信料金も払わなかったし、ビデオで映画を見てもテレビ番組は「イライラ、退屈、腹立たしいもの」があまりにも多かったですからねぇ、現在は益々その傾向が進んでいる。特にゴールデンタイムが酷い。まあ、僕の笑いの琴線と大幅なズレがあるんだと思うけれど、楽屋ネタ、馬鹿ネタなんておもろうない。シリアスな報道、ドキュメンタリー番組なんか遅い時間に放映されるけれど、午後10時以降はベットインですからねぇw。病院では消灯。テレビも見れない。だから諦めています。
中島梓の『ガン病棟ピーターラビット』によると、ガンセンターでも「読書ボランティア」の人たちが(18階、水曜日)、蔵書を収めた移動式の本棚を持って自由に本を選ばせてくれるということです。かようなサービスが増えているのでしょうか?もちろん、この本も入院する病院に寄贈。

 [……]私は文芸評論家としてデビューしたころに、サルトルの命題「飢えた子供の前で文学は有効か」というのに対して「『文学』はまったく有効じゃない。でも『物語』は飢えた子供にいっとき飢えを忘れさせることが出来るのだ」ということを主張したことがあります。『小公女』なんか読むとまさしく「そういう物語」だったりするのですが、その考えはいまでもかわっておりません。しち面倒くさい偉い「文学」はものの役には立たないけれども、「面白くて波瀾万丈の物語」は飢えた子供をでも、死を見据えている患者をでも、いっとき、その心をとらえ、辛い現実を忘れさせるほどの魅力があるのだが、だからこそひとびとはずっと「面白い物語」を求め語り継いできたのだ、というのが、物語作家としての栗本薫の根源的なスタンスです。(p183)