悩み/遠慮してねぇ

お母さんのことは、「私の母だと思うぐらい大好きだけど」
でも、お母さんの耳が遠くなり、音程がどうしても外れる。
自分の声とカラオケの音がどんな状態がはっきり認識しないで、
少しでも自分より若い人たちに負けないように新曲にチャレンジしたりして、
力が入る。それが逆効果。音程が外れて、声だけ大きくなる。
密室のカラオケボックスなら、他のお客様からのクレームはこないが、
居酒屋、スナック、喫茶の「カラオケ屋」さんのママに
「お兄ちゃん、話があるの?」って声かけられ、
オレの病気の心配でもしてくれているのかと思いきや、
お母さんの力の入ったカラオケに若い人たちからクレームが来ているの、
どうやら、若い人達(と言っても50,60、70代がメインでしょう 笑)の足が遠のく営業状況なので、
80代、90代の年寄りに遠慮してもらい、より若いお客さんを開拓したいとのことらしい。
デイサービス、ホームのような公の施設ではなく、商売なんだから、
そんな営業方針に方向転換するなら、仕方がない。
でも、それが吉と出るか凶と出るかでしょう。
老母には駅前にあるカラオケボックスで歌ってもらうのがいいのですが、一人ではいけないからねぇ(汗)
そもそも、僕は歌を聴くのは好きだけどカラオケはあんまり興味がない。
ヘタな歌を聴く辛抱は大変です。でも本人は上手いと思っている。
ママの言うことは理解できる。でも、開店当初からに常連客ですからねぇ。
間に立って「二人の関係」を良好に保ちつつやっと老母を説得しました。
「珈琲を飲みにいつでも来て」でもねぇ……、二人はオレの前で涙を流し抱き合う。
女同士は強かですね。この見事な社交性。脱帽です。本音は問わないw。
多分、カラオケが歌えないストレスはこれから僕に向かうと思うけれど、受けるしかない。
やっかいですねぇ。