点滴・5回目

今日は五回目の抗がん剤投与のために病院に出かけます。
昨日は黒岩比佐子さんの訃報を聴いて、同じような時期に「再発がん」を告知され、
西洋医学の最後の手段として抗がん剤点滴をスタートした同じ患者の一人として、
少なからずショックを受けました。
今年、長年のネット友がやはり転院手続きをしている折り、
お亡くなりになったことがありました。
彼女は看護師でした。そのプロ意識で手術するに最適な病院を選択し、
新しく治療がスタートするのだと思い、本人も希望を持っていたのに、
突如の訃報に唖然としました。
僕より若い人達の訃報に接すると涙より怒りがわき上がります。
確か黒岩さんは抗がん剤の投与は4回目だったと思います。
今日の五回目の点滴投与では、黒岩さんの『パンとペン』を持参して点滴の一滴、一滴を惜しむように続きを読んでゆきたいと思います。