神様のボート

神様のボート

神様のボート

連日、江國香織の小説を読んでしまった。感情移入出来なかったのに、「なんかなぁ」とため息を漏らしながら読了したが、バブリーな時代を青春した女の人にとって又、違った読みをするかも知れない。
登場するヒロインおばさん、「東京タワー」の詩史、喜美子、『神様のボート』の葉子にしてもジジィの感性が摩滅しているのかも知れないが、全然、クールでセクシーさを感じなかった。
ひとりよがりで哀しいヒト(女)たち。