東京タワー

東京タワー

東京タワー

どうせ寄贈する本なのだが、ブックオフで購入した江國香織の『東京タワー』は、ご婦人方御用達のトレンディラブコメディ?なのか、少年達と恋のドラマを演じるわけ。
かって、ヤクルト、巨人で活躍したペタジーニ選手の愛妻家ぶり(25歳年上)に感動したことがあったがw。
どうせなら、透も耕二も詩史、喜美子と欲望満開で一緒になるんだと、地獄の果てまで行くいう「悲劇」を演じて欲しかった。所詮「喜劇」で笑っちゃいました。
しかし、バブリーな時代背景ですねぇ。初出は『鳩よ!』(1994年11月号〜j2001年8月号)です。
2001年9.11以前のお話ですか、ノー天気な大学生達とのラブプレイ。
今の時代の若者達にとって腹立たしいドラマでしょうね。
日活ロマンポルノとして読んでもいいけれど、宇能鴻一郎に負けますねぇ。