深夜ふたたび

深夜ふたたび (徳間文庫)

深夜ふたたび (徳間文庫)

志水辰夫の『深夜ふたたび』を単行本(1989年刊)で読了。
20年前の本なのに楽しくスリリングに読むことが出来た。
主人公のヒーローは164センチ、体重78キロで、生年も僕と同じぐらい。
それでカーチェース、アクションなハードボイルド、でも、僕と違って過剰なモラリスト
しかし、志水辰夫は小説の職人ですよ。何十年とレベルを落とさないで息長く書きつづけている。つくづく裏切らない作家だと思う。
最新作は読んでいないけれど、読み比べてみたいねぇ。作家として新しい挑戦をしているみたいだし、その変容を楽しみたい興味が沸いてきました。