男同士の患者の会

東大の緩和ケア診療部長の中川恵一は非常勤でがん治療のサポートを東京の江戸川区の「江戸川病院」で新しい患者の会を設立したという。(毎日新聞日曜日版2011/2/20)
放射線治療に「トモセラピー」(強度変調放射線治療)を導入。
この病院では前立腺癌の放射線治療に力を入れており、2007年6月以来、800人近い前立腺癌の患者をトモセラピー治療を実施して効果をあげている。
驚いたことは午後10時まで治療を行っていることです。仕事帰りにも治療が受け入れられる。まあ、僕の場合はもう既に放射線治療を受けているから、トモセラピー治療を受けることは出来ないけれどねぇ。
そして、江戸川病院でトモセラピー治療を受けた患者さんたちが自ら「TOMOの会」という患者会を立ち上げたという。今月17日に一回目の会合が都内で開かれ200人もの人が参加。
記事によると、6人ずつのグループに分かれた「交流会」も盛り上がったみたい。

前立腺がんは、排尿などのトラブルがつきものですし、放射線治療の副作用で下血が起きるケースもあります。しかし、従来のがんの患者会活動は女性が中心のため、こうしたデリケートな問題を男性が相談しにくい面がありました。
そもそも、いまだに「がん=弱者」のイメージが強く残っています。日本の男性は、女性の前では弱みを見せたがらない傾向がありますし、高齢者が多い前立腺がんの患者の皆さんはなおさらそうで
しょう。
男性同士で弱音を吐き、先輩患者からアドバイスを聞ける、そんな
新しい患者会の誕生でした。

確かに男同士の患者の会はあまり聞かなかったですねぇ。
乳がんなど女性の患者の会は活発に立ち上がっているが、前立腺がんを中心とした「男性の患者の会」が元気に交流することはいいネェ。関西でも立ち上がらないかなぁ〜p(^_^)q