崩壊した「ゼロリスク社会」神話=中川恵一

がんのひみつ
肥満も喫煙も放射線ひばくでカウントすると100ミリシーベルト以上なのかぁ。
追記:虚妄の言説 - Arisanのノート

また、肥満や運動不足、塩分摂(と)りすぎは、200〜500ミリシーベルトの被ばくに相当する。たばこを吸ったり、毎日3合以上のお酒を飲むと、がん死亡のリスクは1・6〜2倍上昇するが、これは2000ミリシーベルトの被ばくに相当する。つまり、放射線被ばくのリスクは、他の巨大なリスク群の前には「誤差の範囲」といえる程度だ。特に、100ミリシーベルトより少ない放射線被ばくのリスクは、他の生活習慣の中に“埋もれて”しまい、リスクを高めるかどうかを検証することができないとされている。

 ただし、喫煙や飲酒などは(リスクと知らない場合も多いかもしれないが)、“自ら選択する”リスクといえる。一方、原発事故に伴う放射線被ばくは、自分の意志とは関係ない“降ってわいた”リスク。放射線被ばくは自分では避けられないという意味で、受動喫煙に近いタイプのリスクといえるだろう。

5月23日 今問われていること 小出裕章 (週刊現代) | 小出裕章 (京大助教) 非公式まとめ
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