鶴亀ジジババ

相撲甚句 有情

相撲甚句 有情

図書館のリサイクル棚から呼出し永男の『相撲甚句有情』をもらってきた。

鶴と亀とのご縁談ばなし ヨー
鶴さんが亀さんにプロポーズ 亀さんすげなく断った
そこで鶴さん申すには
首の長いのが嫌なのか
口の長いのが嫌なのか
足の長いのが嫌なのか
そこで亀さん言うことにゃ
首の長いも嫌じゃない
口の長いも嫌じゃない
足の長いも嫌じゃない
世の諺にもある通り 鶴は千年亀万年
もしそなたが死んだなら 九千年もわしゃ後家よ
それが悲しゅうて添わりゃせぬょ(p20)

鶴や亀にとって百歳は「幼年時代」なのでしょうか?
「若者時代」はいつからなのか? ヨー♪

http://www.youtube.com/watch?v=FPoC0mX-uXc&feature=player_embedded

スパゲティじいさん

「若者奴隷」時代 “若肉老食(パラサイトシルバー)”社会の到来 (晋遊舎ムック)それでも、日本人は「戦争」を選んだ
コメントで「ジジババ」バッシングの本を教えてもらしました。
当事者のジジィとしてはモロに「仁義なき戦い」を「ふられる」と、
どうやって「こなし」っていいのか、欽ちゃん、二郎さんでなくとも困ってしまう。
まあ、leleleさんが太麺パスタの記事を更新しているので、
僕も2.2mmのパスタを捜しに買い物に出かけますか。
ひょっとして、近々太麺の「ネタ切り・スパゲティジジィ」になるとも限らないからねぇ。
若者のみなさんにお世話になります。m(__)m
せめて、若者のみなさんに、ジジィとして、昨年出版された本で一押しの加藤陽子著『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』推奨しますよ。読んでもらいたいなぁ。
『若者奴隷時代』は図書館にリクエストしてみるが、難しいかもしれない。
晋遊舎ONLINE
http://netallica.yahoo.co.jp/news/116665

社会的責任おじさん

なるほど、レレレおじさんの言っていることはマットウです。
言葉で対抗するべく自分たちで手間暇かけ、資金も投資し、まあその前に「売れる」という出版企画を自分たちの「想像力」を駆使して攻勢することです。
何故、一介の「本屋さん」にその尻ぬぐいをやってもらおうとするのか。
せめて出版社に声かけすることが最優先でしょう。
《「マンガ嫌韓流」シリーズをはじめ外国人憎悪を煽る出版物が日本の保守層を中心に爆発的な人気を博していることは理解できる。ー日刊ベリタ : 記事 : 売れるならそれでいいのか 排外主義を煽る本で書棚は満杯、書店の社会的責任はどこにー》という認識があるならば、
例えば、人権や差別問題に意識的な版元『明石書店』などに、
日刊ベリタ」さんの社会的責任にかなう出版企画を立てて「原稿持ち込み」をやるとか、
「嫌いな本」に対抗すべき既刊本でオススメを大々的にネットでもリアルでも自分たちのパフォーマンスで販促運動を起こせばよい。
本屋の店頭から圧力をかけて排除する発想が僕にはとても不気味で怖いものに感じました。
同じ穴のムジナになる危険性がある。
かって、本屋の一書店員として、働いて棚作りをした経験からひとこと言わしてもらえば、「本屋の書棚と平台」を作るのは消費者としての立ち現れる読者なのです。近代的読者/消費者(読者)という書店史、書店現場を知った上で「もの申して」欲しい。
資本制というOSの中で「社会的責任」を負う自明の前提は「売れるから置いている」は当たり前の話です。
「売れないものを置きなさい」なんてそんな残酷なことは言えない。CSR(社会的責任)を感じなさいと安易に言えないです。
言ってもいいです。その代わり何かがあったら、われわれが尻ぬぐいをしてあげるぐらいの責任は生じるでしょうねぇ。
ナショナルチェーンのメガ本屋さんは総合書店で「何でも置く」が最優先のコンセプトです。そういう棚構成によって信頼性を担保している。専門書店はその分野における網羅性によって信用を得る。
日刊ベリタ」の記事が「セレクトショップ」の本屋さんを念頭に置いているのなら僕もナットクできる。
過日、過剰なメッセージ性を最優先する模索舎からの「呼びかけ文」を読むことが出来ましたが、「日刊ベリタ」さんが、書店にもの申す記事を書くなら、かような「本屋さん」を紹介すればいい。

模索舎は通常の書店とは異なり、取次(卸業者)を経由せず、出版社や制作者の方々と直接取引し、一般書店では置かれない少部数の出版物やミニコミを、原則無審査で店頭に置いています。小流通と無審査にこだわるのは、商業的な流通システムから弾かれる出版物も貴重な民衆の財産であり、表現の自由を保障する場であることを、その理念に掲げているからです。(http://www.mosakusha.com/mosakusha40/

「【マンガ嫌韓流シリーズ】を置いていない本屋さんのリスト」をアップして、支援すればいいのです。そもそも、ネットのアマゾンとかナショナルチェーンに「売れるからと言って【無思想】に本を売っちゃあいけない」なんて、故大宅壮一も嘆くでしょうねぇ。
しかし、本屋さんはともかく全国の図書館ではむしろ、「日刊ベリタ」さんが推奨する本の方が資料として蔵書されていると思います。
だって、地元の図書館を始め、「マンガ嫌韓流シリーズ」本は見た記憶がない。地元の小さな本屋さんでは勿論見ますよ。まあ、僕が通院している病院の図書室ではそもそもマンガを置いてくれない。寄贈しているのに『おたんこナース』、『研修医なな子』も置いてくれない。そういう意味で保守的ですよ。

もっと、本屋さんだけではなく、図書館のリサーチもやったらいいと思います。
全国津々浦々の図書館を日常的に人々が利用する風景があたりまえになればいいですねぇ。
僕が時たまお邪魔するエル・ライブラリーも資金難に四苦八苦しながらも、なんとか持続しています。大阪には[[アジア図書館]]もあります。
参照:経済のお勉強/社会的責任 - 葉っぱのBlog「終わりある日常」