キャラ立ち

◆“いずみさん”からの情報ですが、『ハローキティ誕生30周年記念』が開催されているらしい。
 ★六本木ヒルズ52階★ラフォーレ原宿6階で7/31〜8/29まで、
 キャラとして老若男女を問わず。萌えさせたキティの魅力は考現学としても面白いが、驚くべきはそのグッズアイテムの多様性です。ぼくの東京の知人で独身、55歳、一軒家に一人住まいですが、キティちゃんと暮らしている男がいる。身につけるものから、家具、調度は当然ながら、全部、キティモードなのです。いずみさんの森岡正博BBSのカキコで無痛文明のイコンとしてキティちゃんから逃れる事の出来ないジレンマと愛情を感じましたが、キティは何故こうも人々の気持ちを巻き込むのか?

税関を抜けると、そこは二足歩行する白ネコの根城だった-。「戦略」か「偶然の産物」か、世界を席巻するハローキティの真実。アメリカ人ジャーナリストが、日本にはびこる「カワイイ」至上主義文化の不思議にせまる。―『ハローキティの生態』より―

という口上でニャンニャンしていますが、サンリオの秘密を知り、「キャラを産んでみたい人」は勿論、キティの呪縛から逃れる解毒剤になるかも知れません。それにしても、このサンリオのHPは結構、楽しいものがありますね。⇒♪『キティだらけ』 、♯『ビジネスとしてのハロー・キティ』

◆/ハローキティ、せつないね、/君の声も匂いも、君の記憶も/触れもせず、ただ、ガラス越しに見やるだけ、/いや、そんな君の…、/所有格は最初から保有していないんだ。/自意識のないキティだもん/君はつくられ、生まれてきたのは他人/他人として生まれた君は、/他人の夢を見ることが出来るんだ/他人の夢を盗むことも、それを誰かに与えることも自由自在…/ハローキティ!/三十年の時を経ても、記憶喪失、いや最初から、記憶のない君は/点の今を生きるだけ…/せつないね、ー葉っぱ64ー