アガンベン&アジール・フェア

ホモ・サケル―主権権力と剥き出しの生異形の王権 (平凡社ライブラリー)無縁・公界・楽 増補 (平凡社ライブラリー)僕の叔父さん 網野善彦 (集英社新書)サンカ民俗学
◆Nさんからの情報で梅田ブックファーストで「アガンベンアジール」フェアを年明けにやると言う。このキーワードの組み合わせ、発想は面白い。ここで御馴染みの“退屈男さん”はいわばアジール小説とも言うべき『吉原御免状』(松岡正剛千夜千冊より)などを書いている隆慶一郎を熱く語っていたり、小沢昭一の放浪芸本の紹介など、目配りしている。そして、“PATAさん”は、網野善彦についてよくエントリーしているし、ぼくのブログを訪問している方は『アジール』にシンクロする人が多いみたいなので、ジョルジュ・アガンベンと連携してフェアをやるのは、凄く楽しみです。“ソネアキラさん”アガンベンの『ホモ・サケル』と東浩紀の「動物化」と結びつけていたが、そうすると、リーチが『安全と自由』にまで伸びてしまう。でも、おもしろいマッピングが出来そうですね。個人的には八切止夫なんかもラインナップすれば、びっくり仰天するでしょう。