国家というフレームの中でしか生きられない人権

『ホモ・サケル―主権権力と剥き出しの生』 について旧ブログより転載:

久し振りに高橋源一郎の日記をロムしたら、『アガンベン』について書いている。めまいがするほど、素晴らしい本だそうである。そう言えば、ぼくの読書計画の中にリストアップしていたのに、いつの間にか失念していた。高橋さんの熱い想いのこもった一文は、忘れかかった火を点してくれました。遅読のぼくは読みかかっている本を、ある程度、切をつけてだとすると、又、間が開いて失念する懼れがあるので、このブログに備忘録としてアップしました。前々回の読書会(大澤真幸など)の流れで、読む本だった思うのですが、保坂和志さんが間に入って、保坂モードになってしまったのか、すっかり、忘れていたのです。(7/7記)