大人とは無翼の人

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 leleleさんの『みのもんたに届け!古舘伊知郎に』を読んだら、速攻でみのもんたにメールを送りたくなりました。『朝ズバ!』っていう番組ですが、どうやら耐震偽造問題で国会証人喚問は幕引きを計ろうとしている動きがあるみたいなので、そんなのおかしいんじゃあないかという、健全なメールを送り、マスメディアの背中を当たり前の人たちで押して、個々の国会議員たちに証人喚問を要請するかどうか、「はい」、「いいえ」で答えてもらうアンケートを実施してもらうように番組に要請するものです。*1発信元は『きっこの日記』ですが、武田徹さん、leleleさんがメール送信の雛形をコピペしていますのでそちらで確認して下さい。そうして、昨日の朝、メール送信したのですが、強制捜査が入りましたね。確かに武田徹さんの言うように「終わりの始まり」で、国会証人喚問はピリオドか…。
 何とか、気持ちの良い正月を迎えたいものですなぁ…。今、野村一夫の『未熟者の天下』を読んだのですが、未熟者たちにこの国を差配させてはならないことは当然です。良い社会を構築するためには、 それぞれが大人にならなくてはいけない。本書で戸坂潤の言葉を引用しています。今時の大人のモデルはジャーナリストではないかと言うのです。そうなら、武田徹さんのジャーナリスト養成講座は「大人養成学校」ですね。

「元来から云うと、一切の人間が、その人間的資格に於てジャーナリストでなくてはならぬ。人間が社会的動物だということは、この意味に於ては、人間がジャーナリスト的存在だということである。」

 勿論、野村さんが言う、ジャーナリストは理想形で、批判的精神をもって活動する人間のことである。

 新しい大人たちがジャーナリスト的存在であろうとして、それぞれの社会的位置に即したさまざまなコミュニケーションの実践―知る・聞く・見る・考える・言う・伝える―をしていくことによって、社会がより自省的な存在に変わっていく。私は、こういう大人のあり方を想像してみたりするのである。(p164)

 みんな大人になりましょう。でも、タイヘンだなぁ、せめて、国会議員のセンセイ方は大人になって欲しいものです。
参照:2005-12-22 - 双風亭日乗はてな出張所

*1:メール作戦は成功です。みのもんたの朝ズバ!が23日に国会議員に対するアンケート結果を放映する予定だとのこと、詳細は「きっこの日記」でやったぜ!元気玉!: きっこのブログ