小島信夫

 今、僕の周辺でもっとも気になる作家の一人は小島信夫です。再三、過去エントリーで保坂和志&有志達でプロジェクトKを立ち上げた『寓話』の復刊について書きましたが、管理人のがぶんさん宛てにメールをすれば、予約をいれることが出来るようです。現在、発売中の『新潮 2月号』で小島さんは「残光」を巻頭に一挙掲載していますが、『菅野満子の手紙』『女流』『唱和の世界』もまだ読んでいない僕としてはこの「残光」は「読むことを楽しむ」ための基本の知識のなさに気付かされて、さ〜あてと、手に入れようとネット検索しても無理ですね。図書館で借りるしかありません。『菅野満子の手紙』の方は『寓話』の第二弾としてプロジェクトKが複刊チャレンジ致します。小島信夫のWikipediaの項がアップされていますが、補追、修正でもっとデータ量を増やして欲しいですね。誰かやって下さい。プロジェクトの作業の一貫として行ってもいいのではないでしょうか、僕は当事者でないので、無責任に書いてしまいましたが、ご勘弁を…。
 3月25日(土)午後6時開始、世田谷文学館・1階ロビーにて行われる保坂和志小島信夫の第二回トークイベントに関して保坂和志さんは保板で、あ!という間に満席になってしまうので、予約の仕方について掲示保板を注意してチェックして下さいとのことです。フライングで申し込んでもダメなんだって、こんな風に書かれると、益々、聴きたくなります。関西からではやっぱし、遠いです。