中之島徘徊

 ファージーな予定を作るのでズレっ放しの一日でした。新御堂筋の梅田ピカデリーでスピルバーグ監督『ミュンヘン』を見るつもりが時間に間に合わず中之島国立美術館に行って来ました。『プーシキン美術館展』が開催中だったのです。ところが後でわかったことなのですが、中之島、御堂筋あたりをウロウロしている間に訃報が発生して僕の携帯に自治会のひとが電話したらしいのですが、マナーモードにしていたので、全然気がつかなかった。夕方家に帰って又ドタバタしました。ミュンヘンはぴぴさんの気持ちのこもったシネマ日記で見たくなったのです。そうしたら、宮台コムでミュンヘンについて興味ある言及をしている。出直してみるしかないですね。三時間超でしょう。見たら報告します。しかし、あまりにも詳細なレビューを読んでしまいましたね。読まないで見るべきだったかなぁ…。美術館の方は名作50点ということで、映画を見るより疲れました。僕の好みはマティスです。≪金魚≫が見れたことだけでも、大満足しなくてはいけないでしょうね。そうそう、この国立国際美術館(大阪)で三木富雄のEAR(耳)をじっくり見ることが出来ました。その近くに草間弥生の『道徳の部屋』もあり、こちらの日本の収蔵作品を結構楽しむことが出来ました。三木富雄って本当に「耳の彫刻」一筋だったんです。何故、耳だったのか?僕の顔ぐらいもある大きな耳でした。