自壊する帝国、そしてもうひとつの帝国は?

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佐藤優の『自壊する帝国』を読み始めたらやめられない、この人の本は最初の『国家の罠』にしても、人間臭さがプンプンする。それが生理的に嫌だと言う人もいるでしょう。優はマサルでなく、『ミーシャ』と愛称、まあ、ハンドルネームのようなものですが、ミーシャをめぐるロンドンの古本屋店主でもある亡命チェコ人マストニークを師として接し、モスクワに赴任すれば、ラトビアのロシア大学哲学部生サーシャーの波瀾万丈と魅力ある人物達が沢山登場する。へたなスパイ小説、マンガはお呼びでない、やはりラスプーチンと呼ばれて不思議でない、彼のキャラクターが実感として食い込んでる。今、半分しか読んでいませんが、この人のライブトークは是非とも聴きたいですね、喜八さんの佐藤優講演会のレポがありました。
http://kihachin.net/klog/archives/2005/09/satou1_1.html
http://kihachin.net/klog/archives/2005/09/satou2.html
http://kihachin.net/klog/archives/2005/09/satou3.html
ミクシィ広井良典のコミュニティが立ち上がりました。86年から96年まで厚生省に勤めて現在は大学で医療経済、社会保障論および科学哲学を教えているのですが、彼の言っていること、書いていることはとても具体的ですね。↓音声の視聴が出来ます。
http://power-lecture.com/koushi_ha/hiroi-yoshinori05-05-02.html
「脱ア入欧」だけでなく、「脱ア入亜」の軸足をどのように着地さすか。
喜八さんのbk1レビューによれば、堤未果さんの新刊『アメリカ弱者革命』アメリカの脆弱さを厳しく分析しているみたい。