何故、五つ星なのか、

 bk1の常連書評者・塩津計さんが、「周回遅れの永山則夫」というタイトルで、赤木本の書評をアップしている。
 ヘタレのネオリベは尻尾を巻いて逃げてしまうだろうと思ってしまう徹底したネオリベの塩津さんらしい口撃で、冒頭から凄まじい罵倒なのですが、何故か、終わりになると赤木さんに対する「そこはかとない愛情」を感じてしまう書評になっている。だから、評価が最高の五つ星なのかなぁ(笑)。
 塩津さんとは、同じ本で結構書評アップが重なっているのですが、いつも、全く違う視点なのです。違うのですが、明晰さにおいて僕より説得力があります。僕は四つ星なのに。。。、おかしなバランス。