「すいか」で生きる
- 出版社/メーカー: バップ
- 発売日: 2003/12/21
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森岡正博の『無痛文明論』の無痛文明も「死」という変わらぬアーキテクチャーから転轍すれば、「終わりある無痛文明」で、何でもない無痛の日常が取り替え可能なものではなく、取り替え不可能なかけがえのない「事・件」となる。誰かが、どこそこで、この日、この時、おでんを食っているという出来事という日常が特別なもとなる。
「終わりある日常」という基盤では、一瞬の世界がエロく見える。
「終わりなき日常」という基盤では、世界はユルフンで、今、食べているおでんも不味い。
資本制システムの最大の罪は「終わりある日常」を隠蔽して「終わりなき」ものとして日常を駆動していることでしょう。
果たして「米金融安定化法」が成立したことは、良かったのであろうか、
資本の原理は「終わりなき日常を駆動する」