がんもどきを食べたくなりました。
- 作者: ぶんまお,末木文美士
- 出版社/メーカー: トランスビュー
- 発売日: 2009/01/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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アーカイブを色々と読むことが出来るのですね。
ぶんまお(BUNMAO)さんと編者の末木文美士(仏教学・日本思想史専攻:東大教授)さんと同年で専門も同じだけど、分身か、宿主かどうかわからない。
それどころか、ボクはぶんまおさんの本を読み始めたら(ネットも)、「わかりすぎるほど、わかる」っていうことが随所にあって、どうやら、ボクと似たような視点を持っていると、ビックリしながら読んでいます。ボクはぶんまおさんの分身とまではいかないけれど、数十回ぐらい転写して、ちょっぴり遺伝子情報が傷ついて正常細胞と癌細胞ぐらいに似ているかもしれない。放射線医の近藤誠が顕在化しない癌細胞を「がんモドキ」と言ったが、「宗教モドキ」、「哲学モドキ」にしろ、モドキは何か好きで「がんもどき」は大好物。
そんなモドキの本ですが面白すぎる。読む機会を与えてくれた○○さん、おおきに!m(__)m
一巻(1999〜2002)、二巻(2003〜2008)で合計900頁ぐらいあるから読了するのは大変だけど、どんどん、読み進むことが出来ます。視点が低いのです。上から目線の本は左右を問わず、ボクは生理的にダメなのです。
同時並行で末木文美士の『日本宗教史』も読んでいるが、傍線を引いているから一度、読んでいるはずなのに憶えがない。ヤバイです。この先生の他の本も読みたくなりました。
過去ログで「竹内好の残したもの」の中島岳志の講演レポをアップしましたが、ぶんまおさんのこちらのネットテキストは参考になります。
http://homepage3.nifty.com/bunmao/LINK041.HTM